花輪ばやし

 

こんにちは、勝山祐樹です。

前回に引き続き、秋田県の郷土音楽について紹介をしていきます。

今回は「花輪ばやし」です。

 

花輪ばやしは、旧花輪町(現・鹿角市)の鎮守である

幸稲荷神社の祭り(毎年8月中旬)で奉納されるお囃子です。

太鼓や笛、鉦、三味線で構成されたお囃子は、独特なメロディーで演奏されます。

 

花輪ばやしの演奏者たちは、屋台に乗ってお囃子を演奏します。

この屋台は見事な彫刻や提灯で飾り付けられており、

さらに金箔や漆でも仕上げられているため、豪華絢爛です。

「花輪ばやし」は、仏国のニースや、米国のサンフランシスコ、

中国の上海でも公演された経緯があるため、海外でも知られています。

また、秋田県の無形民俗文化財の指定を受けています。

 

それでは。

勝山祐樹