おやま囃子
こんにちは、勝山祐樹です。
今回は秋田県の郷土音楽「おやま囃子」について紹介をしていきます。
この祭りで、「ヤマ」とよばれる武者人形や歌舞伎人形をのせた山車を運行する際に
演奏されるのが「おやま囃子」です。
楽器は笛、太鼓、鉦、三味線が用いられ、奏者は山車の下の部分に乗っています。
お囃子の曲には種類があり、神明社や薬師堂に向かう時は「上のぼり山」、
戻る時は「下くだり山」、山車の方向を変える間は「下さがり藤」、
山車どうしをぶつける時は「ぶっつけ囃子」など、さまざまな山車の状態を表しています。
他にも、踊りをともなった奉納用の曲や余興用の曲があり、
お囃子は山車の運行中、途切れることなく演奏されます。
「角館祭りのやま行事」は、「山・鉾・屋台行事」の一つとして
2016年にユネスコ無形文化遺産の代表一覧表に記載されました。
次回も続けます。
それでは。