ねぶた囃子とは

こんにちは、勝山祐樹です。

今回は青森県の郷土音楽、「ねぶた囃子」について紹介をしていきます。

 

青森市ねぶた祭は国の重要無形民俗文化財に指定されており、

毎年350万人以上の観光客で賑わいます。

ねぶたは横幅9m、高さ5m、奥行7mほどで、見上げるような大きさです。

題材は、歌舞伎や日本の歴史などから選ばれます。

ねぶたの前には大勢のハネトがいて、お囃子に合わせて跳ねるように踊ったり、

ラッセラー、ラッセラー、ラッセラッセラッセラー」とかけ声をかけて進みます。

ねぶたの後ろにはお囃子を演奏する人たちが従います。

こうしたねぶたが20台以上も大通りを練り歩くため、かなり大がかりな祭りです。

 

「ねぶた囃子」は、このねぶたが進むときのお囃子です。

大太鼓と横笛、手振鉦と呼ばれるシンバルに似た小さな打楽器を用います。

弾むような2拍子の音楽で、2小節で1フレーズ、7フレーズで1まとまりです。

ねぶたが進む時にはこの7つのフレーズのまとまりをくり返し演奏します。

 

次回は弘前の「ねぷた囃子」についてです。

それでは。

勝山祐樹